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 漫画(大量)とゲーム機とカップ麺が転がってるわたしの部屋ってどうなの? 主は男子高校生? (そう言えば、最近掃除機かけてない…)


>バさラ
 別に信長を使いたいわけではなく、信長を倒せなくて躍起になって市を鍛えてます(一番強くなった…)。第一ルートの難しいモードをクリア。以前普通モードでやったときには、空飛ぶお友達の感じが悪く、今度は家康にしてみたら、結構面白い。
 お市に振り回される東照宮にときめきました(でも彼は使いにくい)。



 突然現れた織田の妹に、家康はひどく驚いた。
 ――生きていたのか。
 いや、それよりも。
「ずっとそんな感じでウロウロと?」
 こくり、と頷く幼女のような仕草に、織田家はどんな躾をしていたのかと疑いたくなる。仮にも国主の妹が敵も味方もなくふらふらと戦場をさ迷い歩くなど、正気の沙汰とは思えぬ。
「はあ………」
 家康は深い諦めの息をつくと、
「戦の悲劇に巻き込まれた者を助けるのもワシの勤め。ワシの城で養生されよ」
 と部下にもきつく言い渡していたのに、なぜか戦場に現れる魔王の妹。
「市…光色さんにありがとうを伝えたくて…」
 地面からにょっきり生えた腕で敵将を振り回し、叩きつけ、歌を歌いながら現れる不気味な女(しかももと人妻)。
「市の探してる鳥とは違う…きれいね、一面に咲く彼岸花………」
 おまけに頭に花が咲いてるようだ。
 あの兄にしてこの妹。織田家は頭のネジが飛んでいるのか。
「とにかく! ついてきてしまったのはしょうがない。本陣でじっとしておいてくれ。分かったな?」
「うん…うん…」
 ――ぜってー聞いてねえよ。
「浅井も滅び、織田もなくなり、お寂しいのでしょう」
 と家臣は言うが、
「まるで風車ね…くるくるくるくる………」
 鳩のようにクルクル鳴く様子を見ると、楽しそう寂しそうと言う次元ではなく、ただひたすらにコワイ。
 戦国最強と言われる忠勝も、彼女を見ると機能が止まるが実はそれがタヌキ寝入りだと言うのも家康は知っている。
「闇色さん(三成)は、光色さん(家康)を嫌っているの?」
「嫌っ…!?」
 おまけに無神経だし。
「う、うん、まあ、そうかな。殺されそうなくらい嫌われてるよ………」
 自分で言って自分で傷ついた家康だった…。

 東軍の明日はどっちだ!?
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