コメント見ると飛び出すジャジャジャン~。
もしもノヴァがサマーウォーズの世界にいたら
「………」
突如送られて来た数字の羅列を見、ノアルヴァイスは手元の端末を引き寄せた。そうして無言で数字を打ち出す。その間ものの数分。しかも最後まで見ずに、
「答え出た」
正解打ち込んで終了。
「話にならないんだけど」
ヒューがツッコむのも無理はない。
「じゃあ、俺はあのラブマシーンとやらを壊せばいいのか? あの仮想空間を乗っ取ればいいのか? そもそもアレの原型作ったの、俺なんだけど」
「原因はお前か!」
ソルジャー全員でツッコんだ。
シィンのアバターは現実とあまり変わらない。
しかしライのアバターは。
「何故マッチョ…」
筋肉隆々の、シィンより縦も横もデカいいかついオッサンである。
「これならシィンを押し倒せーる!」
そう言って、仮想空間に来た目的も忘れてシィンに襲いかかる。
「げっ!」
シィンが顔色を変えた、その瞬間。
「ぎゃああああ!」
ぽん、と煙と上げて、ライのアバターはカエルになった。
「ナイス、ノヴァ!」
『セクハラしてんじゃねえよ』
「せめて仮想空間だけでも、シィンより優位に立ちたいじゃんかよ…!」
泣き喚くカエルの気持ちが分かるような、分かりたくないような一同であった。
………うん、彼らも元気です。
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