某さんの表現が面白かったので、わたしもやってみたけど上手く扱えなくて没った。
とかくシィンと言う男は人の識別が出来ない。それは過去行われた頭部手術の後遺症なのだが、毎度初対面のように胡散臭げに見られるのは当たり前、敵と間違われて殺されかかるのしばしば。
それでもずいぶんマシになってきたのだ。だが、記憶障害のせいか生来の無頓着ゆえか。携帯の登録名はろくでもない。
「ウワバミ」「器用貧乏」「ノヴァ係」「双子A」「双子B」「ハム」――ある意味的確すぎて泣けてくる。ちなみに「ハム」とは肉ではなくハムスターの略だ。そして「ハム」の後ろにナニのサイズが書いてある。
もちろん例外もいて、彼ばかりは「電卓」ではない。
そうしてライはと言うと。
「ストーカーの星」。
携帯の液晶を見たライが激怒し、「マテリア満載」になった。
「どうしてそれで納得するんだ…」
ノヴァは首をひねるのだった。
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とかくシィンと言う男は人の識別が出来ない。それは過去行われた頭部手術の後遺症なのだが、毎度初対面のように胡散臭げに見られるのは当たり前、敵と間違われて殺されかかるのしばしば。
それでもずいぶんマシになってきたのだ。だが、記憶障害のせいか生来の無頓着ゆえか。携帯の登録名はろくでもない。
「ウワバミ」「器用貧乏」「ノヴァ係」「双子A」「双子B」「ハム」――ある意味的確すぎて泣けてくる。ちなみに「ハム」とは肉ではなくハムスターの略だ。そして「ハム」の後ろにナニのサイズが書いてある。
もちろん例外もいて、彼ばかりは「電卓」ではない。
そうしてライはと言うと。
「ストーカーの星」。
携帯の液晶を見たライが激怒し、「マテリア満載」になった。
「どうしてそれで納得するんだ…」
ノヴァは首をひねるのだった。
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