そんなわたしが描くキャラなので、こんな反応に…。
あ、明日は十二国記の発売ですね。十二年ぶりの新作とか!(ここで韻を踏まなくても…<十二)
その質問に、ネコキチ(正式名称:ネコキチガイ)はモジモジと身じろぎする。
「え…それは、その――希望はあるのですが」
チラチラと投げる視線は、デスクでパソコンのモニタを睨みつけている銀髪さんに向けられている。あの剣呑なまなざしで見つめられたらどうしよう…と胸を高鳴らせていると、背後にドン、と振動を感じた。
「………」
恐る恐る振り返れば、ヒューが木箱を乱暴に下ろしたところだった。その大きさ、約60センチ四方。
「あの…ヒューさん、それ…」
「猫を捨てようと思って」
サカリがついた猫がうっとおしいんだよねー、と毒々しげに吐き捨てる。
「………ヒューさん、猫好きでしたよね、確か」
「チョビヒゲのネコは別。いらない」
きっぱり吐き捨て、見つめてくる蒼の双眸はリーブの顎あたりに向けられている。思わずリーブは手で押さえて後じさった。
あの箱に詰められるのだろうか。
「は、入りませんよ…!」
入らないし、入れない。無理だと突っぱねるリーブにヒューは嗤う。見ていて凍りつくようなこんな笑顔は初めてだ。
「折れば入る」
「………」
「折れば、入るから」
いったいナニを折るのか。
リーブは冬のチワワのようにぶるぶる震えるのだった(えらい人なのに)。
年の暮れ、小規模なミッションが発令された。
場所はミッドガル近郊。近代的都市から外れ、まばらな人家と腰ほどの背丈の草がぼうぼうと生える草原。そこで指示を待て、と言われて待機すること小一時間。
「………なんか、嫌な予感がする」
そう呟いたのはヒューだった。
すぐに済むと言われて出向いたものの、ミッドガルにはちょうどノヴァも帰還している。なのに何で彼と離れ、こんなところでカカシのように立たねばならないのか。
何よりも、このミッションがアレを思い起こさせる。
「アレ?」
ブツブツぼやくヒューに、ドレイクが何事かと振り返る。
「大将がハム子逃がして、シロ捕獲しろって言った時みたいな」
どうも私的な感じがしてならない。
ヒューは携帯の電源を入れ、ノヴァを呼び出した。
『てめ、ミッション中に私用ナンバー使うんじゃねえよ』
開口一番に言われたものの、久しぶりに聞く声にしっぽが揺れる。
「ノア? ちょっと調べてほしいんだけど」
言うより早く、待機していたソルジャー全員にミッション概要が流れてきた。
『蛇の殲滅:蛇はカエルの天敵です』
発信元――開発局。
「やっぱりかー!!!」
『あぁ?』
「ノア、開発にウィルスのお歳暮送ってて!!」
何で蛙年がないんだろう――開発は憤ってます。
ザックラは、某方と某企画で、『クリスマス、告白、傷』と言うお題で書いたものでした。Stockの過去拍手SSの10に、ザックスのシーンがあります。
ちなみにシィライの痴話げんかバージョン@脱衣場
↓
遠隔操作で、既に湯は張ってある。それを確認し、シィンはライを振り返った。
「おい、服はランドリーに入れておけよ」
あとで拾うのが面倒だから。
そう言いかけた時、ちょうどライがベルトを弛め、すとんとパンツが足元に落ちたところだった。そして露わになるのは――下半身そのままである。
「おい…下着はどうした?」
「っ!」
セーターを脱ごうとしていたライの顔がぎくりと強張る。
「………け、健康法…?」
最近ミッドガルで流行ってるんだ、と言うがそんな噂は聞いたことがないし、そもそも健康を気にするタイプでもない。
据わるシィンの眼差しから目を反らし、ライは舌打ちする。
何でこんなときに限って目端が利くのか。着ていた服を全部ランドリーに突っ込むが、それを引っ張り出してシィンが検分を始める。これってセクハラじゃないのか。全裸でもじもじとライはその場足踏みをした。――寒いのだ。
洗濯物の中に下着がはまってないかを確認し、向けるシィンの表情はひきつっている。
「…何でブリザドするのにノーパンなんだ!?」
「ファイアがノーパンだったらいいのかよ!? いいんだよ、その方が良く冷えるんだから!」
「んな訳あるか!!」
「とにかく風呂ー! さみーんだよ!」
「入る前にパンツをどこで落としたか言ってみろ!」
「言えば拾いに行くのか、この馬鹿犬!」