ちなみにこんなん。
もうちょっと頑張ってほしかったよ…これを書いてた時のわたし。
喉が激しく痛いので、今日は寝る―。
もうちょっと頑張ってほしかったよ…これを書いてた時のわたし。
喉が激しく痛いので、今日は寝る―。
「ああ、これ、まだあったんだ」
懐かしいなあ、と声を上げながらライは開いた端末の画面をドレイクに向ける。
「LOVE or LUST~」
これが問題視されていたころ、まだ『彼ら』がいた。結果は見込みがないだの最悪だの、果ては寝た直後に逃げられただのと聞かされた愚痴すら懐かしい。
「俺もやってみよう」
今なら違う結果が出るかもと、ライはソフトを開く。
現在本部ビルで待機中であったが、ブリーフィングルームに詰めてもヤロー臭いだけだ、と彼らは勝手にカフェにたむろっていた。このソフトはちょうどいい暇つぶしになるだろう、とライは瞳を輝かせる。
「…やめておいたほうがいいんじゃないか?」
とばっちりはごめんだ、と止める声に、ライはもとより聞く耳を持たない。
「何言ってるのさ、デートもしてるし、夜明けのコーヒーも飲んでるし! あ、インスタントコーヒーでも大丈夫かな?」
「………」
知るか、と言いかけドレイクは口をつぐむ。
当時、猫も杓子もそのソフトに挑戦したものだ。そしてそのほとんどが、『見込みはありません』と一刀両断にされた。ドレイクも同様である。苦い思いを噛みつぶすドレイクの横で、ライは鼻歌まじりにサクサク答えていく。
が。
「………」
不意にその手がキーボードの上で止まる。
「ライ?」
見れば、小動物は意外な質問で固まっていた。
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