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 ふと思いついたネタがあって、昨日はまじめに小説書いてたのですが、今日は昼からずっとバサラ三昧。
 疲れました………。←自業自得
 でも無事お市で本能寺終了ー。何回やったかな(涙)。
 で、気晴らしに権現様やってたんですがね。彼のリーチはホント短くて使いにくい。武器捨てんな! プレイヤーのためにも武器は捨てたらアカン!
 でもラストはやはりと言おうか、萌 え た(笑)。
 ホモくさい関ヶ原でした。もうホモヶ原でいい。
 死線を越えた男どもの間に女は入り込む隙間はない。あれはもう別世界です。
 ところで家康のあのパーカーと言うか、フード。あれを文章化したら頭巾かね。
 そしてわたしは何故だか蒼や紅周辺にちっとも萌えない。

 以下ちょっとまじめに
 



『ひとりにしてくれ』
 部下にそう告げ、忠勝すら遠ざけて、家康は腰を下ろした。
 ほんとうはひとりではなかったけれど。
 目の前に横たわるのは、凶王と呼ばれた男の骸だ。
 主の仇を討てず無念であったはずなのに、或いはようやく主の下に逝けたはずなのに、彼は何の感情もその死に顔に浮かべていなかった。
「お前らしいな」
 微笑み、しかし伸ばした指先は触れることを躊躇う。
(もう拒まれはしないのに)

『わたしは秀吉様のために生きている。お前も今日から豊臣の一員だ。お前もそう生きろ』

 初めて豊臣の陣営で会ったとき、一方的にそう告げた彼を思い出す。
『三成…誰かのために生きるのではなく、自分のために生きろ』
『…お前なら、分かってくれると思ったのだがな』
 諭す家康に、ほんの少し失望を滲ませて彼は立ち去った。
 彼はほんとうに太閤がすべてだった。太閤以外は虫けらと言って憚らず、その気になれば天下を狙える腕を持ちながら太閤の下で血水を浴びることを望んだ。
『そんな物言いでは嫌われるぞ、三成』
『ならばお前が言え。わたしに心にもないことを言えと言うのか』
 媚びることをしない、傷つけることも傷つけられることも怖れない彼の生き様に憧れなかった、と言えば嘘になる。だがそれ以上に見ていて痛々しかった。
 すべてを敵に回しても彼が彼でおれたのは、秀吉と言うよりどころがあった故だ。
 嫌われないよう、言い回しに気をつけろと言いながら、家康こそが実践できなかった。
「秀吉のために生きる、と言ってやればよかったな…」
 そうすれば、彼は孤独に押しつぶされずにすんだだろう。
 否。
 秀吉の目指した世が、家康の理想と重なればこの手に太閤をかけることもなかった。彼は秀吉のそばにおれただろう。
 日の本中に呪詛を撒き散らし、凶王と怖れられることもなかったはずだ。

「今更わしの詫びは受け入れんだろうからな…あの世でわしの作る天下を見ておれよ」


『暇つぶしに見てやる』

 彼ならそう言っただろう――。
 
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